「ステロイド=怖い」は誤解?
ステロイド外用薬に対して「副作用が怖い」「一度使うとやめられない」というイメージを持つ方は少なくありません。しかし、これは正しい使い方を知らないことが原因であることが多いです。
ステロイド外用薬は、皮膚の炎症を鎮める作用があり、湿疹・かぶれ・虫さされなどに広く使用されています。大切なのは適切な強さの薬を、適切な期間、適切な部位に使うことです。
市販のステロイド外用薬の強さランク
市販薬で購入できるステロイド外用薬は、強さによって以下のように分類されます。
ストロング(強い)
ベタメタゾン吉草酸エステル(ベトネベートN軟膏AS等)、フルオシノロンアセトニド(フルコートf等)。手足など皮膚が厚い部位向き。
ミディアム(普通)
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(リビメックスコーワ等)。体幹部(お腹・背中等)向き。
ウィーク(弱い)
デキサメタゾン酢酸エステル、プレドニゾロン等。顔や首など皮膚が薄い部位に使いやすい。
ステロイドと非ステロイド、どう選ぶ?
- 赤み・かゆみが強い → ステロイド外用薬で早めに炎症を抑える
- 軽いかゆみ・予防的に → 非ステロイド(ウナクール等)でも対応可能
- 顔に使いたい → ウィークランクのステロイド、または非ステロイドを選ぶ
- 広範囲に使いたい → まず医療機関に相談
使用上の注意
- 同じ部位への長期連用は避ける(5〜6日を目安に、改善しなければ受診)
- 目の周囲への使用は避ける
- 水虫・ヘルペス等の感染症には使用しない
- お子様に使う場合は、小児用と記載のある製品を選ぶ
※ステロイド外用薬の使い方に不安がある場合は、薬剤師や医師にご相談ください。