漢方薬は「体質」で選ぶ
漢方薬は西洋薬と異なり、同じ症状でも体質によって選ぶ薬が変わります。漢方では体質を「証(しょう)」と呼び、大きく「実証」と「虚証」に分けて考えます。
あなたはどちらのタイプ?
実証タイプの特徴
- 体力があり、がっちりした体格
- 声が大きく、元気がある
- 暑がり
- 便秘になりやすい
- 食欲旺盛
虚証タイプの特徴
- 体力があまりなく、疲れやすい
- 声が小さめ、冷え性
- 胃腸が弱い
- 下痢になりやすい
- 顔色が白っぽい
症状×体質で選ぶ漢方薬の方向性
風邪のひき始め
- 実証タイプ → 葛根湯が選択肢に
- 虚証タイプ → 麻黄附子細辛湯等が選択肢に
冷え性・更年期の不調
- イライラ・のぼせが強い → 加味逍遙散が選択肢に
- むくみ・疲れが強い → 当帰芍薬散が選択肢に
胃腸の不調
- 食べすぎ・胃もたれ → 安中散が選択肢に
- 食欲不振・疲れ → 六君子湯が選択肢に
漢方薬を選ぶときの注意点
- パッケージの「体力中等度以上の方に」等の記載を必ず確認する
- 2週間程度服用しても変化を感じなければ、薬剤師や医師に相談
- 複数の漢方薬を同時に飲む場合は、成分の重複に注意
- 妊娠中・授乳中の方は必ず医師に相談
※漢方薬の選択に迷う場合は、漢方に詳しい薬剤師や医師にご相談ください。